石川県西方沖のM6.6の地震
令和6年能登半島地震の影響で、断層が動きやすくなる力がかかっていると兼ねてから指摘していた石川県西方沖で発生M6.6の地震が発生しました。
陸域直下ではなかったので震度は地震規模に対して少し小さいです。
加賀の地震
11/6の早朝、加賀地方で最大震度3の地震がありました。富樫断層からは離れているので、直接的な関係はありません。1/1の令和6年能登半島地震以降、加賀でも地震活動が高まっており、その一環で発生した地震であると考えられます。
白山の地震
11月4日夜に白山直下を震源とするM4.2の地震がありました。余震と見られる地震が引き続き起こっていますが、順調に減少しています。しばらくは活動状況に変化がないか注視しなければなりません。
論文出版:断層への流体の浸透による応力降下量の変化を解明
福岡さんの修士課程での研究をまとめた論文
Linking the spatiotemporal distribution of static stress drops to source faults in a fluid ...
市民公開講座
金沢大学と北國新聞社が共同で実施している市民公開講座「金沢学」で、令和6年能登半島地震と森本・富樫断層帯について講演しました。