能登の地震 M5.5

研究

本日(2020年3月13日)未明の能登のM5.5の地震

2007年能登半島地震のこれまでの余震の(相対的な)空白域と良く対応しています。

空白域の大きさはスケーリング則から推定されるM5.5の地震の震源域の大きさと同程度です。

また、M5.5の地震の余震はこの空白域を埋めるように起こっています。直後の余震域は震源域の大きさを反映するので、空白域の大きさが震源域の大きさに相当することがわかります。

したがって、このM5.5の地震は2007年能登半島地震の余震域のすべり残り(ひずみが解放されていない)領域で発生した地震であると考えられます。